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pinon-pinon's bed side stories

まつぐみ

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久しぶりの雨で植物が嬉しそう
雲間から陽が射したので
帽子をかぶって松原にゴー
松林の入り口の辺は「チューリップノキ」とか「なんとかシダー」とか
ちょっと珍しい樹(みんな大きい)が集まっている
毎年この季節に落ちている見慣れない球果をまた見つけて
どこから落ちてくるのかなあ?と梢を見上げ見上げ歩いていたら
たくさんの鳥の群れが騒々しく横切った
百はくだらない数だったのでちょっとびっくりしたけど
なんのことはないヒヨドリさんでした
こんな群れはこの辺では珍しいねー
しかしあいかわらずにぎやかだねーと松林の中へ入っていくと
これまた見慣れないカラフルな実を付けた枝があちこちに落ちている
そこではっと気がついた…

昨日からトラッドの歌詞を心して眺めているところ
トラッドの歌詞はとてもおもしろいけど
心してかからないと思わぬところで足をとられる厄介なverse
悲しい恋の歌が多いので
それなりに情緒ある床しい日本語にしたいというのがまずひとつ
出てくる植物や動物にまつわる迷信、信仰、道徳、
短い単純な韻文の中に渾然一体
中世に遡る古い言葉と言葉使いも難しいところがもひとつ…
クリスマスの起源の記事で何度か書いた
mistletoe(ヤドリギ)が出てきたので改めて調べていたら
下の段が mistletoe thrush/ヤドリギツグミ
ヨーロッパにいる大型のツグミで
ヤドリギの実を好んで食べる、と書いてあった
ツグミのことも何度も書いてるけど(我が県の県の鳥ですもの!)
春先のこの季節は朝に夕にそこらで見かけるフレンドリーな鳥
ヤドリギツグミかー、どんな鳥だろ、ふふふ、って
仕事の手をとめてしばし北国の森を想った

あ、長くなりそう、、、
今からまた朴の樹切るので続きはまた明日! 
by pinon-pinon | 2007-04-14 11:54 | matubara nikki