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pinon-pinon's bed side stories

ピカピカ!

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こないだからアマゾンより「大島渚著作集」のお知らせが届く
京都泊の際にときどきお世話になってる
G月アパートメントについては前もちらっと書いたけど
かつて大島渚が暮らしたアパートとしても有名で
だからってわけでもないけど買おうか買うまいか思案中
こないだ泊まったときははまりすぎだよと思いながら
朝、お部屋にあった森茉莉を読んでいたけど
買って寄付して、
またはまりすぎだよと思いながら、
訪問したときに読もうかな
熱とも言えない微妙な熱がやっとひいた
だいぶダウンしてたので仕事もできず
毛布にくるまって結局『幻影の書』を読了
で、今日はその感想を書こうと思ったのですが…

昨日から体調もほとんど戻って
久しぶりに晩酌がおいしかった
今朝は仕事してちょっとひと段落して
粉雪がふぶく中、近所の銀行と郵便局へ
海にいちばん近いみどり橋の上からは思った通り
海面をわたるごうごううなる風と
風に押し上げられた白い波頭と
これぞ冬の日本海(ジェロ!)な鈍色の、
荒れ狂う海のなかなかにものすごい光景で
しばらく見ていたかったけど風と雪がすごくて目も開けてられない
帰り道は松島のぐねぐね路地を
この辺のひとは「野墓」と呼ぶ
時代劇のロケに使えそうな野原のお墓地帯へ抜けて
ここにはサルスベリの巨きなのが何本かあって
葉を落としたサルスベリの樹の複雑な形には
いつも目を留めずにはいられないのでふと見上げて目を疑った
え?
うそーと目を凝らしたら飛びたって別の枝にうつる
もう一羽、おそらくつがいでこっちを見ている
広げた翼を見てもまちがいない
カササギ
a.k.a. カチガラス(佐賀のひとは誇りをもってそう呼びます)
日本では北九州にしか棲息しないと解説されますが
厳密には佐賀平野と筑紫平野にしか棲息しない
ので福岡産のわたしも十数年前、伊万里へ行くまで実物は見たことなかった
もっと見ていたかったけど
いかんせん寒いのでやや興奮気味に家に帰って
ココアをいれてひとやすみ
暖冬のせいで本州に移動してきたのかな〜
でもこんな天気、佐賀育ちにはつらくないかな〜、と
なんとなくgoogleしてさらにびっくり
本州での目撃例はほとんどない
いてもおそらくはカゴ抜けだろう説
少ない目撃例は日本海側に偏っているので
朝鮮半島から風にのって飛来説
朝鮮半島からならばこの寒さでも大丈夫かなと
ちょっと安心したものの
この嵐を連れてきたシベリア方面からの風に
乗るってもどうやって乗ってきたの〜!?
となんか尊敬というか畏怖というか
で、ばっちり防寒してもう一度見に行きたくてうずうず
そういえばなかなか人なつこそうだったなあ
(カゴ抜け?凝視してもあまり逃げずこっちを見ていた)
パン屑でももってってみようかなあ

カササギはたしか"magpie"だったよね
と調べてまた「!」
学名は pica pica

もし明日もいたらばっちりぴかぴかの証拠写真も載せます(鼻息)
by pinon-pinon | 2008-12-26 14:17 | matubara nikki